第8回 福島 有機農家との交流・収穫祭ボランティアの旅

日  時:2015年10月30日(金)〜 31日(土)

場  所:「えすぺり」有機農業者・大河原伸、多津子夫妻の直売所 および 畑

        福島県田村郡三春町桜ヶ岡3-5-2 

参加費用:14,000円(貸切ミニバス代/宿泊代・昼食代、)

 

宿泊先 :「三春の里」田園生活館コテージ

       〒963-7722 福島県田村郡三春町大字西方字石畑487-1

定  員:10名 (定員になり次第締め切らせて頂きます)

主  催:一般社団法人(非営利)「いぶき宿(じゅく)」

ツアー内容

30日(金)7:40 集合 品川駅 港南口 交番前、

8:00 出発 「えすぺり」に向かう

12:00 昼食 「えすぺり」で、地域の方々の有機野菜等を使った食事

13:30〜   ① 収穫祭の準備を手伝う

会場作り、出店の準備など

18:00〜夕食 田園生活館にて自由に夕食(実費)

コテージで自炊可能 レストラン有

 

31日(土)8:00  チェックアウト(朝食は各自調達)

9:00  収穫祭に参加

アロマハンドトリートメントのブースを出します。

15:00  「えすぺり」出発

18:00  品川駅到着予定

 

☆タイムスケジュールは、変更の場合があります。

 

申し込み方法: 申し込み用紙にご記入の上、FAXでお申し込みください。
または、参加者募集欄よりお申し込みください。

 

問合せ先:〒244-0812 横浜市戸塚区柏尾町1225-6 TEL/FAX:045-392-8114

一般社団法人「いぶき宿」代表 植木 二葉   携帯番号 070-5569-6538


「いぶき宿」通信 No.5(ツアー6回7回)(2015.10)

今回は8月と9月の活動報告です。

8月29日(土)30日(日)、土曜日、日曜日での活動は滅多にありません。今回は土・日でしかボランティアに参加できない人のことを考えての企画でした。

同 時に、仮設団地での「アロマハンドトリートメント」の提供も行いました。震災・原発事故で強制避難を余儀なくされ、過酷な住環境の中での生活が5年目を迎 えている多くの方々に、一時であっても心の安らぎを感じて欲しいとの願いをこめて、「アロマハンドトリートメント」を企画しました。

今回のツアーは11人での活動でした。

昼 食はいつもの通り「えすぺり」で。今回はベネチア大学から、原発事故からどのように農業を復活しておられるかを論文テーマにしているイタリア人女子大学生 が3ヶ月Oさんのところに住み込んでつぶさに生活を体験していました。彼女が船引地元の野菜を使ったイタリアンをつくってくれました。私たちは、かぼちゃ と金糸かぼちゃのタルトをつくって持って来たので、皆でデザートも楽しみました。

金糸かぼちゃのタルト

金糸かぼちゃのタルト

イタリアン風トマト

イタリアン風トマト

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生憎の雨で、外での農作業は不可能でした。

「枝 豆の豆もぎ」、「トマトの収穫」が活動内容でした。枝豆の作業の隣りには牛がいて、牛を見に行ったボランティアさんは、牛に激しく鳴いて抗議をされたそう です。《なんで???》と聞こえてきそうです。それは、先月、この牛に獣医さんが注射をしたので、その痛さが白衣と連動し、白い洋服を来ている人を見ると ものすごい剣幕で鳴いて怒ったのだそうです。

さて、三春町には有名な三春の滝桜があります。三春町全体が桜で覆われているように感じるくら い桜が植えられています。そして、人工のダム、この大きな人工ダム湖の周りもすっかり桜で埋め尽くされています。名前も「さくら湖」。この「さくら湖」の 周辺は10数個の仮設団地があります。その仮設団地には浪江町の西隣の葛尾村の人々が、全村避難として村役場と一緒に避難生活を続けておられる仮設団地が あります。一部は「帰還困難地域」となっていて帰ることのできない地域、昼間だけは帰れても住むことのできない「居住制限区域」そしていずれは帰ることが できると政府が判断する「避難指示解除準備区域」の人々が一緒に生活している場所です。

役場の職員も被災しています。被災しながら、被災者のサポートを行っている役場職員の間ではストレスと疲労が限界を超えているようです。

《アロマハンドトリートメント》という言葉自体が理解されていなく、また、雨がふっていた土曜日ということもあって参加者は少なかった。しかし、回を重ねることにより《アロマハンドトリートメント》の心地よさと生活への潤いが団地の中に広がっていくことを期待しています。

アロマハンドトリートメント

アロマハンドトリートメント

アロマクラフトつくり

アロマクラフトつくり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9月17日(木)18日(金)、新幹線で郡山まで行きレンタカーで「えすぺり」に向いました。大雨が降り続く中を、農作業ができるかな? と大きな疑問を抱えながら福島にでかけました。

東チモールから一時帰国しているシスターと一緒の旅は、この活動が「土」をとおして、「いのち」の源を提供する食物を通して、世界とつながっていること、地球はひとつ、地球環境に国境はない、私たち人間は同じ人であるという、あたりまえのことを深く感じる旅となりました。

Oさんのお宅についたときも雨が上がる気配がありません。今日の作業は???

先 月の活動と同様枝豆の豆もぎでした。今回は農作業を終えたあと、地域の方々との「秋刀魚(大船渡から)バーベキュー」が企画されていました。その食事に添 える枝豆の準備をしました。機械で収穫するほどの枝豆農園でなければ、すべてが手作業です。この作業は高齢のおばあちゃんの仕事です。座って一さや、一さ や枝から外す作業です。単純な作業ですが、さやの顔色、実の入り方を調べながら、商品となるもの、商品にできないものの選別をしながらの作業です。農家の 高齢者はこうして最後まで頭と手と体を使って仕事をする場があるのだということを一緒に仕事をさせてもらって、いたく納得した。・・・仮設団地での避難生 活をしている高齢者の多くが、畑仕事もできず、体を動かすこともできず・・・認知症を進ませてしまった人が多いということが・・・原発事故さえなければ、 地震と津波だけだったら、帰って畑仕事ができたのに・・・何度も耳にした言葉がこだましていた作業でした。

枝豆の豆さやもぎ

枝豆の豆さやもぎ

作 業中、隣りの牛小屋から牛さんの存在が伝わってきました。私たちが訪ね始めてから2頭の子牛が生まれています。その子牛に餌をやるためについていきまし た。2頭の子牛の性格は全くちがっていて、1頭はおとなしく、後から生まれた子はやんちゃだとか。小さいときは柵の間から逃げ出したり、一寸大きくなって 頭を柵の間に入れて逃げ出そうとしたのに、自分が大きくなっているのに気づかず(!?)嵌まってしまったとか。柵棒の1本を壊して頭を戻してやらなければ ならなかったと。何とも微笑ましい子牛です。おとなしい子牛が近づいて来たので、いろいろ話しかけているうちに、この子牛が笑ったようでした。(!?)顔 をなでてやると嬉しそうな・・・(想像でしょうか)

笑った子牛

笑った子牛

午 後6時から土砂降りの中、《秋刀魚バーベキュー》を決行。こんな大雨だから、参加予定の人も無理かなと思っていたのですが、なんと、みなさん参加してくだ さったのです。本当にうれしいびっくりでした。子どもさんを三人連れて来てくださった家族、奥さんがお医者さんで、地域の方々の健康に心を配ってくださっ ています。ご自身が脳梗塞から「えごま油」で健康を取り戻され、えごま農家をしておられるご夫妻、

親の介護のために戻って来られたご夫妻、 そして、帰還困難区域から避難して、再出発をこの地と決めて、以前から営んでおられた羊の放牧をはじめられるご夫妻。絵描きさん、自宅を直したくても大工 さん不足なので自分で直すそうと決心して大工を学んでいる人。この地を愛している、本当に多種な職業の方々が助け合って地域共同体をつくっていこうとして おられる姿がこれからの社会の姿のような気がしました。

その中に受け入れてもらえていることが、とてもありがたく、都会ではえることのできない、人と人とのいのちの根底で繋がっているやわらかい暖かさを感じました。

テントの中での秋刀魚焼き

テントの中での秋刀魚焼き

こどもたちと

こどもたちと

地域にみなさんと

地域にみなさんと

地域の魔除け神

地域の魔除け神

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ボランティア募集中

次回:10月30日金)31日(土)

「収穫祭@えすぺり」:「アロマハンドトリートメント」とハーブティーを提供(野上記)